10月2日(水)に行われた今回のイベントでは、タレントの水野裕子さん、医学博士で肝臓専門医の浅部伸一先生と、日本酒造組合中央会所属の藤居酒造株式会社 代表取締役社長 藤居徹さんを迎え、パネルディスカッションを開催しました。司会はフリーアナウンサーの関本なこさんです。
土地の原料を用いた地域に根ざすお酒
水野 裕子 さん
1982年愛知県生まれ。大型自動二輪や小型船舶2級の資格を所有。昨年、管理栄養士の資格も取得。趣味は魚釣り、特技は寿司の握り。アクティブで健康的な美しさを持ち、女性から高い人気を誇る。
関本 本日は、本格焼酎と泡盛の魅力についてお届けします。ゲストのみなさんはふだんどのように本格焼酎や泡盛を楽しんでいらっしゃいますか。
水野 芋、麦、米などいろいろな種類があるのが焼酎の面白さですよね。日本各地で造られているので、土地の名物料理と地元の焼酎を合わせて、お口の中で旅行気分を楽しむのが好きなんです。
浅部 僕は最近泡盛にハマっています。昨年沖縄県に行ったところ、その種類の多さに驚いて。香りもそれぞれ違うし、奥深いです。
関本 原料によって味わいが違うのも本格焼酎のおいしさのひとつですが、そんな「本格焼酎」と「泡盛」がどんなお酒か、製法も知りたくなりますね。
藤居 地域で採れる自然な原料に根ざして、昔ながらのやり方で造る蒸留酒のことを「本格焼酎」、そのうち沖縄県で作られるものを「琉球泡盛」と呼ぶんです。連続蒸留で造る甲類焼酎がクセのないすっきりした味わいなのに対し、「本格焼酎(乙類焼酎)」は麹を使い、単式蒸留で造るため、原料の風味が生きているんです。米・麦・芋のほか、地域によって蕎麦やピーマン、かぼちゃなど様々な原料があるんですよ。