NIKKEI プラス1倶楽部
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特集:食卓が豊かになるキッチンへ

キッチンを見なおして、忙しい毎日にゆとり時間を

2018/5/12

キッチンの使い勝手が悪いと、調理や片付けに時間がかかり、物も散らかりがちに。忙しい家庭こそ、思い切ってリフォームするのも一つの手。家事が楽になれば時間と心にゆとりが生まれ食卓も豊かになります。

キッチンリフォームのタイミングは15~20年が目安といわれます。築15年を過ぎると換気扇やコンロ、食器洗い乾燥機など機器類の寿命が近づくのが一つの理由。そして、設備の老朽化だけでなく、年月がたてば家族構成が変わり食生活も変化して今の暮らし方にキッチンが合わなくなってくるという面もあります。

「古いキッチンの困りごととして、まず挙げられるのが収納問題。キャビネットが観音開きで奥のものが取り出しにくい、つり戸棚に手が届かない......。そんな悩みを訴える人は多いですね」と尾間紫さん。

ひと昔前に比べ、格段に種類が増えたキッチンツールや調理家電。出し入れしやすい場所に置いておかないと、使用頻度が下がってしまいます。また、忙しい家庭ほど食材をまとめ買いするので、食品の保存場所は必須。加えて最近は、災害に備えた備蓄食の置き場所も必要です。

キッチンを入れ替えれば、
困りごとは解決できる

2つ目の悩みは掃除に時間がかかること。水と油と火を使うキッチンは汚れが蓄積しやすい場所です。こまめに掃除をして清潔に保ちたいのに、旧式の換気扇やコンロは掃除に手間がかかるため、つい面倒に。タイル製の壁は目地に汚れがこびりつき、カウンターは衝撃や熱で傷だらけになって、次第に「どうでもいい」と悪循環に陥っていきがちです。

3つ目は環境の問題。昔のキッチンの高さは80㎝が主流で低めだったため、背が高い人には使いにくく腰痛の原因になることもありました。また、昔は北向きの小さい部屋に台所が造られていた例も多く、冬は足元が冷え、夏はエアコンの風が届かずに蒸し暑く、料理をするのがつらい環境。そんな場所に「一人こもって、壁を見ながら料理をするのは寂しい」と、最近はキッチンの孤独問題も浮上してきました。

こうしたキッチンにまつわる困りごとは、実は「リフォームすることで、思っている以上に解決できます」と尾間さん。「キッチン設備のリフォームで収納力や掃除のしやすさ、作業効率は格段に向上します。共働きで忙しいご家庭なら、大きな食品庫、調理家電の収納スペース、傷や熱に強いカウンターをそろえることをお勧めします。献立決めから調理、後片付けまでのスピードが上がり、家事の時間が短縮できますよ」(尾間さん)

料理が楽しくなると、
暮らしも豊かになる

さらに快適さや楽しさを求めるなら、レイアウトを見直して、対面型のフラットタイプやアイランドタイプに変更するのも一案です。

食生活をつかさどるキッチンは、家族の健康を守る要でもあります。「キッチンをリフォームすると、『料理が楽しくなった』と言う人は多いですね」と尾間さんは話します。おかずが一品増えた、凝った料理も作るようになった、メニューがヘルシーになったなど、食卓も大きく変わるそう。「キッチンが変われば、暮らしの質も変わる。大きな影響力があるからこそ、使い勝手や快適さは大切だと思います」(尾間さん)

さまざまなタイプのキッチンがそろうなか、自分の生活に合ったキッチンをカタログだけで選ぶのは難しいもの。ショールームに足を運んで、実際に体験することをお勧めします。

協力:TOTO株式会社

尾間 紫

尾間 紫

住宅リフォームコンサルタント。1級建築士事務所OfficeYuu 代表

1級建築士、インテリアコーディネーターとして活躍。現在は、住宅リフォームコンサルタントとして、快適な住まいづくりのノウハウをメディアや講演などを通して発信。

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