自分では気づかないうちに
蓄積している「冷え」
まず次の項目の中で、自分に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
- □休日になると、どっと疲れが出て調子が悪くなる
- □夜中にトイレに起きることが多い
- □朝まで一度も目を覚まさず、ぐっすり眠れることはほとんどない
- □毎年、秋口や春先に体調を崩しやすい
一つでも該当する項目があれば、「冷え」が蓄積しているサインです。「寒いのは平気だし、特に冷え性というわけではないのだけれど......」と思う人もいるかもしれませんが、実は冷え性には次の2つのタイプがあります。
- (1) もともとの体質による冷え性
子供の頃から胃腸が弱い、寒さに弱くしもやけができやすい、血圧が低いなど、虚弱な体質によって起こる冷え性です。 - (2)精神的ストレスや生活習慣の乱れなどによる冷え性
もともと体は丈夫で寒さにも強い傾向がありますが、暑い夏に冷たいものをたくさん飲んだり、冷房の効いた部屋で長時間過ごすことなどで、知らず知らずのうちに冷え性になっているタイプです。精神的なストレスや緊張などによる自律神経の乱れも大きく影響しています。
上のチェック項目に該当した人は、まさに(2)のタイプです。そして現代女性の多くが、(2)の冷えからくる不調を抱えています。