NIKKEI プラス1倶楽部
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特集:フィンランド流クリスマス

今年のクリスマスは「フィンランド流」で楽しく過ごそう

2019/11/30

「サンタクロースの故郷でもあるフィンランドのクリスマスは、家族や親戚が集まって、夕方から夜まで楽しく過ごす日です」そう教えてくれるのは来日中のフィンランド人シェフ、アンット・メラスニエミさんです。

当日は家族みんなでクリスマスを演出します

「フィンランドでは、12月に入ると『ピックヨウル(小さいクリスマス)』と呼ばれるクリスマスパーティーが何度も開かれます。ある時は友人と、またある時は会社の同僚と集まって。そしてクリスマスの日は、家族揃ってお祝いするのです」と、アンットさんの友人でもある北欧雑貨通販scopeの平井社長は教えてくれます。

「当日は、お手製のクリスマスディナーやお菓子を食べたり、お酒を飲みながらおしゃべりしたりして過ごしますが、ただ食事をするのではなく、“いい時間にする努力を楽しみながらする”のがフィンランド流。テーブルクロスやお気に入りのお皿、キャンドルなどを使って、家族みんなで自分たちのクリスマスを作り上げます。今年はぜひフィンランド流のクリスマスを家族で過ごしませんか?」

クラシックなクリスマスディナーを作る

「欠かせないのが、手作りのクリスマスディナーです」

アンットさんがクリスマスのごちそうを作ってくれました。

ヨウルキンク(豚ハム)

「メインディッシュは、塩漬けにした豚肉にパン粉をまぶし、オーブンで焼き上げた『ヨウルキンック(豚ハム)』。時間をかけて低温で焼いたヨウルキンックをテーブルの上に乗せて、薄く切り分けて食べるのがフィンランドの伝統です。お供のドリンクには、ホットワインの『グロギ』を。シナモンやブラウンシュガーをワインと煮詰め、レーズンやアーモンドといただくグロギは、体が温まって寒い冬にぴったり。お子さんも一緒に楽しめるよう、ワインはブルーベリーやクランベリージュースで代用できます。こうしてこしらえたメニューの数々をとっておきのグラスや食器に盛り付けて、おしゃべりを楽しみながらいただくんです」(アンットさん)

※ クリスマスメニューの詳しいレシピは、12月13日以降に「NIKKEIプラス1倶楽部」の 特集2 をチェック!

クリスマスディナーを並べてキャンドルを灯す

クリスマスディナーを並べてキャンドルをともすとロマンチックな雰囲気に。
ヨウルキンックの付け合せにはフランベしたプルーンを。

温かみのあるキャンドルをともす

「テーブルメイクに欠かせないアイテムがキャンドルです。日照時間が短く、曇りの日が多いフィンランド。現地の人々はキャンドルのほのかな明かりをとても大切にしていて、その消費量は世界一。日常に深く根付いており、いろいろな種類のキャンドルや専用のグッズがいたるところで販売されています。電気の明かりを消してキャンドルをともすだけで、ほのかにゆらぐ炎がぬくもりのある雰囲気を演出します。お手軽でクリスマス気分が盛り上がるキャンドルは、特にオススメなアイテムです」(平井さん)

キャンドル

現地では、食卓だけでなくキッチンや庭にもともすというキャンドル。
キャンドル作りが趣味のフィンランド女性は多い。

お菓子用テーブルでまったりくつろぐ

「ダイニングテーブルの他に、お菓子専用のテーブルがセッティングされるのもフィンランド流。プレゼントでもらったお菓子やスイーツを常備しておいて、食事の合間につまみながらおしゃべりしてまったり過ごします」(アンットさん)

クリスマスのお菓子といえば『ジンジャーブレッドクッキー』。ジンジャーやシナモンが生地に練りこまれた、香り豊かで甘さ控えめのクッキーです。

「アイシングと呼ばれるペースト状の砂糖や、アラザンという銀色のトッピングなどで、親子でデコレーションするのも楽しみの一つ。クッキーをたくさん使って、ジンジャーブレッドクッキーハウスを作るのも楽しいですよ」(アンットさん)

ジンジャーブレッドクッキー

ジンジャーブレッドクッキーのメジャーな型は、星とハートと豚。
名前をアイシングで書いたりしても楽しい。

大切な人にクリスマスカードを贈る

「フィンランドでは11月から12月上旬にかけて、親戚や友人、会社の同僚などの間でクリスマスカードを贈り合います」(平井さん)

もらったカードは壁や冷蔵庫に貼り付けると、空間が彩られて、手軽なクリスマスの演出にもなります。

「贈りたくても何を書けばいいのか分からない!、なんて心配はご無用。送り相手の顔を思い浮かべながらカードを選んで、『メリー・クリスマス! アンドハッピーニューイヤー』と書いて贈ればオーケー。この季節になると僕は自分のレストランで、おしゃれなクリスマスカードを販売したりします」(アンットさん)

クリスマスカード

写真中央にあるクリスマスカードに描かれたイラストは、フィンランドの代表的なキャラクター・ムーミンのパパ。

いくつになってもワクワクして心躍るクリスマス。今年は家の中をフィンランド流に演出して、楽しく過ごしてみてはいかがでしょう? 家族の絆がじんわり深まる、心に残る1日を過ごせるはずですよ。
それでは皆さん、メリー・クリスマス!

scope 社長 平井千里馬さん

scope 社長 平井千里馬さん

北欧のインテリア家具・雑貨を中心に、生活を豊かにするアイテムを販売するネットショップ「scope」の社長。本ページに掲載されている食器やキャンドルの多くは、同サイトで購入可能。
https://www.scope.ne.jp/

フィンランド人シェフ アンット・メラスニエミさん

フィンランド人シェフ アンット・メラスニエミさん

ヘルシンキにあるレストラン「アトリエ・フィンネ」のオーナーシェフ。レストランを2つ経営するほか、太陽光で調理するソーラー・キッチンという新たな試みでも世界的に有名で、フィンランド料理界の革命児と名高い。

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