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特集:お米選び

自分好みのお米を見つける3カ条

2020/10/31

新米の季節がやってきました。今年は、いつもと違う新しい味に挑戦してみませんか?
お米マイスターの川崎恭雄さんに、お米選びのコツを伺いました。

 ポイントは食感×味×農法 

ここ数年ブランド米が続々と登場し、市場が賑わいを見せています。2020年現在、日本の品種は約900種類。おいしいお米が増えて選択の幅が広がった一方、「何を選べばいいかわからない」という声も。五ツ星お米マイスターの川崎さんは、お米選びには3つのポイントがあると言います。

「まず1つ目に“食感”。一粒一粒の噛みごたえを感じるしっかり食感と、弾力のあるもっちり食感があるので、自分好みの歯ざわりを確かめてみてください。2つ目が“味の濃さ(甘みの強さ)”。甘みの強い濃い味と、どんなおかずとも好相性なあっさり味。お米そのものの味わいを楽しみたい場合は前者、おかずを引き立たせたい場合は後者がおすすめです。そして最後に“栽培方法”。ここ数年は、減農薬栽培や無農薬栽培のお米を選ぶ方が増えています。慣行栽培より高価にはなりますが、健康のためにはできるだけ良質なものを選びたいですよね。この3つのポイントを軸に考えると、あなた好みのお米が見つかるはずです」

また、いずれのお米を選ぶ場合も、必ず鮮度を確認すべきだと川崎さんは言います。

「新鮮な香りをキープできるのは精米から3週間程度。その期間を見越した量を購入するのが理想的です。専門店ではお米を選んだ後に精米されますが、スーパーなどで購入する際は精米日付を必ずチェックしてくださいね」

この秋食べてほしい

おすすめのお米3選

  • バランスに優れた至福の味

    金色の風(岩手)

    「柔らかな軽い噛みごたえとほどよい粘りのバランスが絶妙。強い甘みが口の中に広がり、余韻が長く残ります。冷めてからもふっくら感が長続きし、おにぎりやお弁当に最適です」

  • もっちり濃厚な食卓の主役

    ゆめぴりか(北海道)

    「特におすすめなのが新すながわ産の高度クリーンゆめぴりか。北海道の基準より75%農薬をカットした減農薬栽培米。もっちりした弾力と粘り、甘みのバランスが非常に優れています」

    ※全てのゆめぴりかがJA新すながわ産のものではありません。JA新すながわ産のゆめぴりかはいづよねのHPより購入可能です
    https://genmai.shop/

  • ハーブが育てたエコロジー米

    石見高原ハーブ米 きぬむすめ(島根)

    「水田でハーブを栽培し、緑肥としてすき込むエシカルなお米。米ひと粒ごとの食感はしっかりしながらも、マイルドな甘さとさっぱりした味わいで毎日食べても飽きが来ないのが魅力」

 健康面が気になるなら
玄米食を取り入れて 

昨今は空前の健康志向ブームで、玄米に関心がある方も多いのではないでしょうか。川崎さん曰く、「玄米は、人間が健康を保つために必要な栄養素をほぼ摂取できる完全食」だそう。

「玄米には、白米の約6倍の食物繊維、約12倍のビタミンE、約5倍のミネラルが含まれています。重金属など、体内の有害物質を排出してくれるので腸がきれいになり、免疫力の向上も期待できます。白米からいきなり玄米へ移行するのは難しいという方は、まずは玄米のぬか層と胚芽部分を7割程度剥離した“7分づき米”からチャレンジしてみてはいかがでしょう。白米と同じ方法で炊けるので初めての方も扱いやすく、味わいは白米より奥深くなりますよ」

味の好みはもちろん、品質や栄養面も加味するのが昨今のお米選び。毎日食べるお米だからこそ、心と体が喜ぶものを選んでみてくださいね。

お米マイスター 川崎恭雄さん

お米マイスター 川崎恭雄さん

五ツ星お米マイスター。創業132年を誇る神戸の老舗米屋・いづよねの4代目代表。日経トレンディ「米のヒット甲子園」審査委員長。数年前に難病を患った際、玄米食に替えて奇跡的に回復した経験を経て、現在はお米の力を精力的に発信している。

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